ハンカチの思い出その2
しお里です。
ハンカチのエピソードがもう一つありました🫨
NHKホールでの一コマ。
高校3年の、放送部の全国大会。
前年別の大会で全国優勝していた私は自信があった。
でも負けたの。結果は準優勝。
ステージで表彰される時、ボロボロ泣いた。
泣いてるのを知られたくなくて涙は拭けなかった。
幕が降りて声を出して泣いた。
恩師は客席で見ていた。
でもお世話になっていた盛岡第一の顧問の先生が舞台袖にいてくれていて、盛岡第一の生徒さんもいるのに私のところに駆け寄ってくれて、ハンカチを差し出してくれた。
周りが、がんばったね、おめでとう
と言ってくれる中で、
悔しかったね、
と言ってくれた。
それがとても嬉しかった。
ハンカチを返せないまま時が経ち、私はアナウンサーになった。
宮城で局アナをしていたとき、放送部の東北大会の審査員の仕事が舞い込んできた。
先生まだいるかな、とわたしはハンカチを持って大会に伺った。
そしたら先生がいた。
あの時は,ありがとうございました。どんなに救われたことか、とハンカチを返した。
わたしはまた,泣いていた。
先生はまたハンカチを差し出してくれた。
わたしは、今度は自分で涙を拭けます。と自分のハンカチを出した。
あれからその先生には会えていません。連絡先も知りません。どこかでまた会える気がしています。ハンカチは私にとって本当に大切な思い出です。
しお里